どうも零時レイです。
意気揚々と街に出たはいいものの、緊張して体がガチガチになり声をかけられない…
これをナンパ用語で「地蔵する」と言いますが、初心者であれば誰しもが経験することだと思います。
なかには何か月、何年も「地蔵」を克服できず自己否定に陥ってしまい、最悪の場合そのまま辞めてしまうこともあります。
ですが「地蔵」はポイントを押さえればあっさりと脱却できるので、この記事を熟読して実践に移してください。
なぜナンパで地蔵してしまうのか?
そもそもなぜナンパで地蔵をしてしまうのか?
街に出て目の前にいる女性に声をかけるという理論上は簡単な行為なのに、いざやれと言われるとできない。
無視されようが冷たくあしらわれようが、別に命を奪われるわけではありません。
周囲の人に蔑む目で見られたり、嘲笑されたりしても何もないわけですよね。
にもかかわらず、いざ街に出ると足がすくんでしまう。
これは「メンタルブロック」が自分に働いているからです。
メンタルブロックは日常の様々なシーンで働いています。
例えばあなたは通りすがりの人に「こんにちは!」と挨拶をすることができますか?おそらくできないと思います。
挨拶するという行為自体は素晴らしいことなのに、「いきなり挨拶されたらびっくりしてしまわないだろうか…」「迷惑なんじゃないだろうか…」「変な空気になって気まずさを感じさせてしまわないだろうか…」と気を使ってしまい、それがメンタルブロックとなって行動に制限をかける。
このメンタルブロックがいざナンパをしようとするときにも発動します。
- 知らない人に声をかける
- 女性を口説く
- 自分を異性として売り込む
- ナンパという「周囲から浮く行動」をする
これらの行為は日本という国でふつうに生きていたら、ほとんどやらないことです。
常識人であればあるほど、ソーシャルスキルが高ければ高いほどそのメンタルブロックは強く働きます。
なので地蔵に悩まされているということはまともな感性を持っているということであり、社会を上手く生きていく能力があるということなのでむしろ誇りに思うべきです。
一人ではナンパの地蔵は克服できない
ナンパで地蔵を克服できない人の多くが、一人で克服しようとしています。
ハッキリと言ってしまいますが、一人で地蔵を克服することは99%不可能です。
生まれてから長い年月をかけてじっくり強固になった「メンタルブロック」を突破することはそう簡単ではありません。
仲間を作らず、誰とも合流せず一人で出撃する。これで地蔵克服なんてできるわけがないというのが正直なところです。
- SNSやネット掲示板で合流仲間を募集する
- サークルやナンパ塾に入って仲間を作る
- 出撃する際は極力仲間と合流して、声かける女の子を指名し合う
ナンパという自分のメンタルブロックと戦う活動は、絶対一人じゃ上手くいきません。
仲間の効果は絶大。一人で地蔵を克服しないようにしましょう。
一人でも地蔵克服に近づけるトレーニング
地蔵を克服するためには「仲間」の力を借りる必要があると上述しましたが、一人でもナンパに慣れるトレーニングはあります。
ナンパ未経験者がいきなり街に出て女の子に声をかけ、異性として口説くというのはハードルが高いのでもっとハードルを下げてじっくり慣らしていきましょう。
他の記事でも紹介していますが、地蔵克服のトレーニングはこの3ステップです。
- 店員に挨拶する
- 公園でお年寄りに挨拶をする
- 街中で通りすがりに挨拶をする
一つずつ順番に解説をしていきます。
店員に挨拶をする
日ごろからコンビニや飲食店、スーパーなどに行くと思いますが、ほとんどの人が店員さんに挨拶すらしません。
買い物であればレジで店員さんに「お願いします」と「ありがとうございます」を爽やかに言うことはマスト。
できれば「今日混んでますね」「雨降ってますね」「涼しくなってきましたね」などの軽い会話を投げかけるようにしましょう。
1~2ラリー程度の会話で十分です。それを堂々と爽やかに出来ることが重要。
飲食店であればおすすめのメニューを聞いたり、ドラッグストアであればおすすめの化粧品を聞いたりするといいです。
他にも雑貨屋に行って女子へのおすすめのプレゼントを店員に聞くのも良いですね。向こうも「どんな子ですか?」と聞いてきたりして自然と会話になります。
街中でいきなり初対面の女性に声をかけるよりも、店員に挨拶をしたり一言会話する方がよっぽど簡単なのでまずはここから慣れましょう。
公園でお年寄りに挨拶をする
店員に挨拶したり少し会話することに慣れたら、公園で散歩したりベンチで休んでいるお年寄りに挨拶をしましょう。
時間帯は朝(午前中)がおすすめで、自分にとっても散歩することは良いメリットとなります。
公園で散歩している人に「おはようございます!いい天気ですね」と挨拶することは状況としては不自然ではないし、多少気まずさが生まれるかもしれませんが最終的にはポジティブに受け取ってもらえます。
お年寄りに限定する必要はありませんが、お年寄りの方が良い反応が返ってくる可能性が高いし、なにより声をかけやすいです。
最初はお年寄りにターゲットをしぼり、徐々に年齢層を下げていくイメージです。
できれば挨拶+一言会話するといいです。
街中で通りすがりに挨拶をする
公園で散歩しながらの挨拶に慣れたら、いよいよ街中で声をかけていくフェーズです。
ただしここでやるのはあくまで「挨拶」です。
人が多く歩いてる繁華街で、テンポよく「こんにちは!こんにちは!」と通行人に挨拶をしていきます。
女性に限らず男性やお年寄りなど、あまり人を選ばず次々と声をかけていくのが良いです。
怪訝な顔で見られて気まずさを感じるかもしれませんが、「ただ挨拶しているだけ」なので何の罪悪感も抱く必要なし。
できれば間を空けずに次々と挨拶をしていくと、逆にしんどさが軽減します。(間を空ける方が恥ずかしさが増す)
最初はしんどいかもしれませんが、実際のナンパよりもハードルは低いため慣れるまでは「挨拶のみ」と決めてやると良いです。
地蔵しないためのマインドセット
店員・公園・街中というステップを踏んでメンタルを鍛えると、やがてナンパができるようになります。
ですが地蔵から脱却してナンパができるようになっても、大事なポイントを押さえてないとまた地蔵状態に逆戻りするなんてことはよくあります。
ナンパをする上で大事なマインドセットはこの5つ。
- 街に出たらすぐに声をかける
- 無差別に声かけをする
- いちいち反省しない
- 聖なる気持ちでナンパする
- ナンパーズハイは地蔵克服の大チャンス
一つずつ丁寧に解説をしていきます。
街に出たらすぐに声をかける
地蔵しがちな人の特徴として街に出たときに「様子見」をする人がいますが、街に出たら何も考えずすぐに手近な女性に声をかけてスタートすべきです。
スルーすればするほど緊張や不安が増していき、次の女性に声をかけるハードルが上がっていきます。
「3人スルーしたら地蔵状態に入る」
という言葉を胸に刻んでください。
街に出たら無駄な様子見はせず、3人以上スルーしないようすぐに声かけを始めましょう。
無差別に声かけをする
ナンパで地蔵しがちな人の特徴として「女性を選んでしまう」というのもあります。
「可愛くないから」
「おばさんだから」
「タイプじゃないから」
「気が強そうだから」
こういった理由でいちいち目の前の女性をスルーし、突っ立っている時間が長くなってしまうパターンです。
声をかけずに突っ立っている時間が長引けば長引くほど、地蔵モードに突入しやすくなります。
女性を選びすぎるがゆえに地蔵してしまうことを「選び地蔵」と言いますが、選び地蔵しないように無差別にどんどん声をかけていきましょう。
いちいち反省しない
無駄な反省癖があるひとは地蔵状態に逆戻りしやすいです。
声かけるたびに今はああだったこうだったと反省していたら、常に自分の悪いところばかりに目を向けることになるのでしんどくなるのは当然。
反省なんて家に帰ってからでいいですし、多くても1時間に1回とかでいいので、いちいち反省せず無心でナンパするのがポイントです。
反省の仕方も自分の悪いところに目を向けて自己否定するのではなく、良かった点や上達したことについてもきちんと目を向けること。
課題は改善策とセットで考えるなど成長につながる反省をすべきです。
自己否定するだけの反省はモチベーションが下がっていくだけなので気を付けましょう。
聖なる気持ちでナンパする
ナンパすることに漠然とした罪悪感を抱えている人は、地蔵に逆戻りしやすいです。
「突然声をかけたらビックリさせちゃうのではないか」
「ナンパなんてチャラい行為は嫌なんじゃないか」
「俺みたいなやつにナンパされたら嫌なんじゃないか」
こういったナンパ=迷惑行為みたいな価値観を持ってしまっている人ですね。
ナンパは女性を息苦しい日常から解放させ、飢えていた刺激を与える“エンタメ活動”なので、自信を持って声かけすればいいんです。
- 女性にだって性欲はあるがそれを発散できる機会がなかなかない
- 誰かに聞いてほしい悩みがあるが家族や友人には話せないため
- 彼氏(旦那)はいるがマンネリ化していて恋愛のドキドキに飢えている
こんな重苦しさを抱えて生きてる女性の前にさっそうと現れ、負を解消して元の日常へ明るく送り出してあげるのがナンパ師の役目。
強引なようですがポジティブに変換して聖なる気持ちで声をかけないとしんどくなって当然です。
ナンパーズハイは地蔵克服の大チャンス
地蔵を克服する最大のチャンスは「ナンパーズハイに入ったとき」です。
ナンパに慣れてどんどん声かけを続けていくと雑念が消え、集中力が高まりゾーンに入る瞬間があります。
するとナンパが楽しくなり、体が勝手に動いて次々と声をかけることができる。メンタル的にもコンディションが整っているので女子からの反応も良くなる。
これをマラソン選手のランナーズハイと掛け合わせてナンパーズハイと呼んでいますが、ナンパーズハイに入ったらそのハイが終わるまで声かけし続けるべきです。
よくあるのが「今日は18時までやる」「今日は10人に声かける」みたいな行動目標を立てているがゆえに、せっかくナンパーズハイに入ったのにそこで終わってしまうということです。
これは地蔵を完全に克服し、次のステップに進むにあたって非常にもったいないことなので、一度ナンパーズハイに入ったら時間とか声かけ数とか関係なくひたすらやり続けましょう。
それでも地蔵してしまったらどうするか?
地蔵克服トレーニングや地蔵しないための心構えについてお伝えしてきましたが、それでも地蔵してしまう場合もあると思います。
ここでは地蔵してしまったらどうするかについてお伝えします。
- その場で3分間目をつむって瞑想する
- 近場のカフェに入って気持ちをリセットする
- 「挨拶のみ」にハードルを下げる
地蔵をしてしまったときの対処法はこの3つです。
瞑想する
地蔵するときはいつも雑念に頭が支配されている状態です。
- 声かけてもどうせ無視されるだけだよな…
- キレられたり罵倒されたらどうしよ…
- 周りの人にドン引きされるんじゃないか…
- 知り合いに見られたらどうしよ…
みたいな感じでまだ起こってもいない(起こる確率も低い)不安が湧いてきて足が動かなくなってきます。
そういった雑念を払うためには簡易的な瞑想を行うと良いです。
道の端っこで立ったまま体の力を抜き、目をつむります。
5秒息を吸って5秒吐く深呼吸をしながら、おなかが膨らんだりへこんだりするのを感じて下さい。
呼吸に集中することと全身の力を抜くことを意識すると余計な考え事をしなくなるので、徐々にリラックス状態に入ることができます。
これを3分~5分行いましょう。
カフェに入る
一旦区切りをつけてカフェに入り休憩するのもいいです。
10分地蔵したら1時間地蔵するので、ダラダラ時間を浪費して自己肯定感を下げるくらいなら、一度カフェにでも入ってメンタルをリセットさせましょう。
カフェで緊張や不安を鎮めつつ、Wi-Fiつないでナンパ系のYouTube動画を見ていればムクムクとモチベーションが湧いてくるはずです。
「挨拶のみ」に下げる
メンタルの疲労やダメージの蓄積で地蔵に逆戻りしそうな場合は、「こんにちは~」と挨拶して去るだけの簡単な行為までハードルを下げるといいです。
要は「出来ることをやろう」ということです。
街で突っ立って地蔵しているだけでは何の生産性も発展性もないどころか、どんどん自己肯定感が下がっていくだけですからね。
こんにちは~こんにちは~こんにちは~と道行く人に挨拶をしていき、いけそうなタイミングでナンパに切り替える。その繰り返しでOKです。
結局、地蔵克服なんて「慣れ」である
俺だって最初は地蔵しまくりましたし、どんなに凄腕のナンパ師でもはじめは地蔵するものです。
ですがやっていくうちに徐々に声かけの抵抗感は下がっていき、地蔵しなくなっていきます。
挨拶などのできることからやっていってメンタルを鍛えること。一人で頑張らず仲間を作って合流すること。
大事なのはこの2つです。
マインドの問題でナンパがしんどくなり、地蔵を克服したのにまた逆戻りするみたいなことはあるあるです。
上述したように最初のうちは
- 街に出たら様子見せずすぐ声かけを始める
- 声をかける女性を選ばない
- いちいち反省せず無心で声かけしまくる
- 罪悪感を捨てて聖なる気持ちで声かけする
- ナンパーズハイを有効活用する
これを必ず守りましょう。