零時レイです。
最近ナンパ界隈では「即れる非モテ」というワードが流行っています。
これは文字通り「ナンパで即れるだけの非モテ」という意味であり、モテるためにナンパを始めたのに気が付けば「即数」にプライドやこだわりを持つようになってしまった“数追いナンパ師”に対する皮肉です。
このような「即れる非モテ」にはどのような特徴があるのか?本当の意味でのモテに繋がるナンパの取り組み方と併せて解説していきます!
即れる非モテとは?
「即れる非モテ」ってどういうことですか?
ナンパで股の緩い女を拾うことが出来るだけで根本的には非モテのままなナンパ師のことっす
ナンパ界隈では、即数が多いことが凄腕であるかのような風潮があります。
月に30即とか50即とか。なかには80即とか100即近くする人も。(自己申告制なので盛ってる場合も多い)
ところが誰でもいけるようなイージーな女を拾ってSEXできるっていうだけで、ナンパを始めた当初に思い描いていた「俺はこういう感じでモテるぞ!」という理想像から離れてしまっているナンパ師が後を絶たないんです。
その理想と現実のギャップに悩むナンパ師は結構います。
即れていればOK!という人もいますよね?
もちろん。ナンパする目的は人それぞれ違うので本人が満足していればそれが理想です。
なかには「毎日違う女ととっかえひっかえでヤリてえ!」「モテとか彼女とか興味ねえ」「とにかくセックスしまくりてえ」みたいな人もいる。
だから“即数追い”というのが必ずしも悪いわけじゃないんですが、自分が思い描いていた「ナンパでこうなりたい」という理想とのズレを感じているのであれば、一旦立ち止まって活動の方向性を見直す必要があります。
モテると即れるの違い
そもそも「モテる」と「即れる」って全然違います。
「モテる男」と言うとどんなイメージがあるでしょう?
ジャニーズや俳優みたいにキャーキャー言われるイメージがあります
そうっすよね。あとは職場や学校で女子の方からアプローチされるとか、バレンタインでチョコをたくさんもらえるとか、高嶺の花みたいな女子と付き合えるとか。
つまり“受動的にモテる”とか、ハイレベルな女性と付き合えるというのが一般的に想像される「モテる男」ということです。
では「即れる」とはどういうことか分かりますか?
ナンパでホテルに連れ込むことに特化している…ということでしょうか?
そう。ナンパはこちらから声をかけたり口説いたりしますよね。基本的にこちらが女子にOKをもらうために頑張ります。
つまり「即れる」というのは“能動的なモテ”であるのと同時に、大抵は一夜限りでおわります。
だから念を押して伝えたいのは、「ナンパでヤれる」ことと「モテる」ことは全く別という事です。
ワンナイトはできるけど2回目以降はなく、長期的な関係を築けないナンパ師はごまんといます。それは世間一般的にいう「モテる」とはだいぶ違いますよね。
即れた時はうれしさもあるけど、虚しさも感じます…
その虚しさでナンパをやめてしまう人もいますね
ワンナイトで終わる関係は、パッと輝いて消える花火のように一瞬だけの良くも悪くも後腐れない関係です。
彼女なんていらない!モテなんて興味ない!という人にとってはその方が良いかもしれません。
ただそもそもの目的がモテたい、彼女作りたい、コミュ障を治したい、人間関係を充実させて幸福度上げたいみたいな感じの場合、「即れる非モテ」ではその理想には結びつきません。
即れる非モテの特徴6選
ここでは「即れる非モテ」に陥りがちなナンパ師の特徴を6つ紹介していきます。
普段ナンパされてる方は自分に当てはまっていないかチェックしてみてください。
特徴① 「即数追い」しかしていない
ナンパ界隈では即数が多いのが凄いと思われる風潮があります。
そのため、ひたすら声かけしまくる。
声をかけて反応があった子だけを拾っていくナンパをする。
その結果、“ド即系”と呼ばれる誰でもいけるような低レベルな女を拾うだけになりがちです。
確かに即りまくってるけど、この人ブスやおばさん即ってるだけか…って思ったことあります
即数が積み上がり、表面上は1ヵ月30即のように結果は出るものの、心が通じ合うような関係は皆無というナンパ師はいます
数多くの声かけをして、即数が多い男が持ち上げられるナンパ界隈ですが、女を一人の人間として見ていない。
女のゲット数を競うだけの状態になり、その結果むなしい気持ちに陥ります。
特徴② 外見改善にこだわりすぎている
ルッキズムの時代と言われ、現代のナンパ師は外見改善の意識が高まっています。
ナンパ界隈では「スト値上げ」と呼ばれていますが、スト値を上げれば当然女性からの反応は良くなります。
結果、相手が外見に食いつくかたちで即数は増える。
だけどそれを繰り返していても女性とのコミュニケーション能力や関係構築スキルは上がっていきません。
確かに外見褒められるとうれしいので、外見磨きが全てという考えになってました…
外見磨きだけがんばって、声かけは「テンプレートを話すだけ」のナンパ師は即れる非モテの傾向ありですね。
外見改善と声かけ数を追うのが正義、みたいな考えがナンパ界隈には蔓延してるよなあ…
コミュニケーションで関係構築し、心のつながりを感じられるようになるのが真のモテです
目に見える変化として表れるのでつい「スト値上げ」に努力の比重を置きがちですが、
ハイレベルな女性を落としたり、女性と長期関係を築けるような本当の意味で凄腕のナンパ師って意外と見た目は普通以上、イケメン以下だったりします。
特徴③ 準即できない
弾丸即をひたすら積み上げるナンパ師っていますよね。
実は準即できないから、弾丸即だけに陥っているケースがあるんですね。
「準即」というのは声をかけたその日にお持ち帰りするのではなく、一旦連絡先を交換して後日お持ち帰りするムーブのこと。
「弾丸即」とは居酒屋やカフェなどを挟まず、コンビニでお酒を買ったりしてそのままホテルに直行するムーブのことですが、言ってしまえば「短期決戦」なので男側のボロが出にくい。
しかし「準即」は女のLINEをゲットして、コミュニケーションをとり、アポをとったりする必要があるので、ノリや勢いや見た目ではごまかせない。
相手を一人の女として心のやりとりをして対応する、人としての誠実さがいるんですね。
その手間がある分、ハードルが上がるんです。
弾丸即を決める方がインパクトがあるように見えるんですが、準即を決められる方が真のモテに近づけると言えるでしょう。
弾丸即すると、周りに「すごい!」と言われ、その瞬間は自分は凄いんだと思うものの、その後満たされない気持ちになります
即数という分かりやすい数字でナンパ師が評価される、界隈あるあるですね。他人の評価を意識して、自分の喜びは何か?が置き去りになっているんですよね
特徴④ 女性嫌悪の思想に陥っている
ナンパ界隈は、ミソジニーと呼ばれる女性嫌悪の思想を持つ男が多くいます。
女に選ばれないのは俺が悪いんじゃない。
「女はゴミ」のように見下している思想です。
女は格上の男を求めているというのは確かですが、そこからこじれて女を見下す思想になる。
即を積み上げて、自分の欲求を満たし誇示したくなる。
確かにやたら女を見下して、こじらせている男を見ますね…
でもそれで本当に幸せな心を持てるかというと、そうじゃないはずです。
ナンパを始める前は女を即れるようになったら自分は満たされるはずだ、という想いがあって飛び込んでいったんですが…
周りのナンパ師の女性嫌悪の思想に、毒されていく人も多いんですよ
女を見下すけど、女はゲットしたいという考えだと心に矛盾が起こり、満たされない気持ちになるでしょう。
結果、それは即れるけど心はつながれないという即れる非モテの状態に陥ります。
特徴⑤ 短時間勝負しかできない
一人の女に時間をかけないナンパスタイルだけでは、真のモテにはつながりません。
長時間女と接していると、メッキがはがれてしまうので、ごまかすことになるんですね。
ずっと女といると、話題が尽きてしまうんですよね…
話題の数で勝負するんじゃなく、気持ちの会話ができるかが大事なんですよ
話題が尽きてしまうのは、普段から自分の感情にフタをしていて、楽しい事や悲しい気持ちをキャッチするアンテナが弱い可能性があります。
普段から人と心のやりとりができていないと、ナンパでも短時間勝負、見た目勝負、ノリで勝負ということになりがちです。
即れる非モテから脱却したいなら、短時間勝負で女をすぐ切ることを辞めてみましょう。
特徴⑥ 彼女化できない
いくらナンパで女をゲットできても、彼女化できません…
彼女化するには長期で女と向き合える必要があります。
話しているうちにボロが出て、女に切られてしまう。
この場合考えられる原因は、次のようなものがあるでしょう。
- 自己中心的すぎる
- 空気が読めない
- コミュ障
最終的にコミュ力を磨き、気持ちが通じ合う関係になれないと彼女の関係にはなれません。
即れる非モテになる原因
なぜ即れる非モテになってしまうのでしょう?
メンターが「デブでもおばさんでも選んでないで行け」っていう考えなのもあるかも…
声かけできないメンタルブロックを克服できれば、マシーンのように声かけするだけっていうナンパ師が多いのも一因でしょうね
即数=正義という、数を追うことが重要っていう価値観に毒されてしまいますね。即を積み上げても幸せを感じられない…
ナンパ界隈はコミュニティによって特色が違うため、自分のナンパスタイルも自然とそのコミュニティのスタイルに寄っていきます。
俺もナンパ塾やってるんで分かるんですが、「即数」に重きを置いてる界隈は結構多いっす
メンター(先輩・師匠のような存在)から「女を選ぶな。ブスでもBBAでもいけ」「1日100声かけはマスト」みたいな感じの指導を受けていたり、仲間たちも同じようにやっていたら自分もそうなっていくのは当然です。
あとはSNSでナンパ界隈のアカウントをフォローしていたり、日々の発信を見てるとどうしても即数に目が行きがちです。
「今月○○即」「最高月間○○即数」「累計○○即」みたいな感じで実力をアピッたりマウントをとり合っているため、どうしても数字が正義みたいに価値観になってくんすよね。
ナンパ界隈で即れる非モテが量産されていく背景には「とにかく数をこなせ」「即数=実力」みたいな風潮だったり教えがあるということです。
即れて、かつモテる男とは?
ここまでは「即れる非モテ」について考えてきました。では逆に「即れてモテる男」とはどんな男でしょう?
- 彼女やセフレを作れるなど、女性と長期的な関係を築ける
- 誰もが羨むような可愛い子を落とせる
- リアコミュ(学校や職場などの自分が普段生きてる世界)でモテる
- クラブや合コンでお持ち帰りしまくれる
こういった男のことを指すと思います。
たしかにこっちの方が世間一般的な「モテる男」の像に近い感じがしますね!
「モテたい」という動機でナンパを始めた人は最初こういった男を目指していたはずです。
即れる非モテを脱却する心がけ4選
じゃあ、数追いばかりしていた「即れる非モテ」はどうすれば「一般的なモテ」に近づくことができるのでしょうか?
即れる非モテから脱したいのであれば、ナンパ活動において今後はこの4つのことを心がけてみて下さい。
- ワンナイトで終わらせない
- マッチングアプリをやってみる
- 即だけじゃなく準即も増やしていく
- よりハイレベルな女性を狙っていく
一つずつ解説していきます。
ワンナイトで終わらせない
ワンナイトで終わるだけの関係しか作れないのが、即れる非モテと言えるでしょう。
即数を稼ごうと思うとワンナイトで終わらせてしまい、新規の女性を抱き続けるというナンパになりがちです。
だから外見やノンバで女性を食いつかせ、あまりコミュニケーションはとらずにスピーディーにホテルに連れ込み、サクッと(雑なセックスで)済ませる。女性の方もワンナイト前提でナンパについて来ているため、2回目以降に繋がることはほとんどありません。
ひたすら新規の女性とワンナイトを繰り返していても本質的なモテにはつながらない。
だから一度抱いた女性をワンナイトで終わらせず、2回目以降も。できればそのままセフレ(キープ)か彼女化させるところまで目指す。
そのためには
「女に2回目以降も会いたいと思わせられるか」
を意識しながらナンパ活動をし、セックスよりも「心の通いあう会話」に重点を置かないといけません。
アンジャッシュ渡部やロンブー淳は人とのコミュニケーションが抜群に上手いのでめちゃ参考になります。
マッチングアプリをやってみる
女性とのコミュニケーションスキルを高めたいなら、ナンパではなくマッチングアプリをやってみるのも1つの手です。
マッチングアプリって文章のやりとりがめんどくさいんですよね…
マッチングアプリはオンライン・オフライン両方でのコミュニケーションスキルがないと即ることは難しい。だからモテ力を鍛えられるんです。
ナンパは良くも悪くも「瞬間的な勝負」なので、外見やノンバが良ければそれだけで即れることも多い。だけどマッチングアプリだとそうはいきません。
オンラインでのメッセージと直接会ったときのコミュニケーション。
この両方を大事にしないとその日のうちにお持ち帰りすることは難しいのですが、だからこそより「リアコミュでのモテ」に近いスキルが身に着くんです。
弾丸即をやめて準即を増やす
その日のうちに終わる「即」に比べて、日をまたぐ「準即」って面倒に感じるんですよね…。それに苦手意識もあります。
即はノリと勢いがあればできますが、準即はより丁寧な関係構築が必要ですからね。
マッチングアプリとも似てるんですが、準即は日をまたぐのでLINEのやりとりが発生したり、食事デートでは丁寧かつ段階的なコミュニケーションをとる必要があります。
もう少し説明を付け加えると、弾丸即はあえてチャラさを出して最初から「性的な文脈」でアプローチをし、貞操観念の低い女性をい拾います。(動物的なムーブ)。
一方準即はチャラさを封印して「恋愛の文脈」でアプローチし、長期的な関係を前提としたセックスの打診をするため、弾丸即に比べて人間らしいムーブになる。
だから準即やマッチングアプリで抱けるようになる方がより「リアコミュでのモテ」に近づくというわけです。
即系女子は狙わず、レベルの高い女子を落とす
ブスやおばさんも即って「可食範囲」を広げましょうって考えがナンパ界隈にありますがキツイです…
ナンパに慣れていない初期フェーズではそれも大切かもしれません。でもそれだけだと本当のモテにつながらないので、レベルの高い女に挑戦していくべきです。
「即数」に重きを置くとどうしても“即系”の女性を狙いがちで、難しそうなハイレベルな女性には手を出さなくなる。
あるいはハイレベルな女性にも声かけしているが箸にも棒にもかからないので、必然的に即系ばかりを拾っている状況になりがちです。
何度も言うようにそれは「即れている」だけで「モテている」とは違います。
学年に一人いるあの可愛い子や、職場で他の男性社員から人気なあの綺麗な女性。そういった高嶺の花のような女性を落とせてこそモテる男と言える。
であればナンパでは即系女子を狙うのではなくハイレベルな女性に挑戦し、即あるいは準即できるような努力をすべきです。
童貞や非モテでそもそものセックス経験が少ないのであれば最初は「数追い」でもいいかもしれませんが、そこから本当の意味でのモテる男になりたいのであれば数よりも質を上げていくべきです。
即れる非モテに関してのまとめ
ナンパ初心者が手当たり次第にアタックすることは大切なことです。
ただ、即数を重ねていくうちに即れるけど満たされないジレンマを感じる時期が来るかもしれません。
それは「即れもしない時期から抜け出した証」でもありますが、「即れるだけの非モテ」になりつつある自分に心のどこかで警鐘が鳴らされている証でもあります。
ナンパを始めた目的・動機が「モテる男になること」であるならば、その時が活動の仕方を変えるタイミングだと思います。
今回紹介した「即れる非モテから脱却する心構え5選」を参考にしていただきつつ、自分の目的に合った活動の仕方を模索してください。