零時です。
今日は「モテる男の体型」について解説してきたいと思います。今回の話を聞けば、どんな体型の男が女から魅力的に映るのかってことが分かりますし、ボディーメイキングに明確な指標が立って男磨き活動のモチベアップに繋がります。
はい、まず結論から申しますと、
モテたいなら「細マッチョ」を目指してほしい。
以上です。笑
以下に詳しく解説していきます。
よく「筋トレはモテに必要か不要か」論争が起こります。これ、正直なところ不毛ですね。女ウケを最大化させるには筋肉は必須です。中でも「細マッチョ」は最強。この細マッチョの体型がモテる理由は、その外見が古代から続く「優秀なハンター」という信号を無言で女に伝えているからなんですね。
この体型は単に筋肉の多さではなく、狩猟活動に最適な「①筋力②筋肉量③筋持久力」の適切なバランスがとれていることを示しています。これは生存と繁栄に必要な能力を持つ個体としての適合性を暗に示しており、良い遺伝子を持つ健康的なパートナーとしての魅力を感じさせてくれます。かつての狩猟採集時代では、生存には身体能力が直接関わってきました。細マッチョはその身体能力の高さを無言で語り、周りに「優秀なハンター」であることを印象づける。これは、今も昔も変わらない女を惹きつける要素となっているんんですね。
この論を展開する時、反論として必ず出るのが「今と昔では環境が違い過ぎるので単純比較して論ずることはできない」といったものです。ただ、実際には人間の心身機能というものは、人類(ホモ・ハビリリス誕生後)200万年の内、実に99.2%を占める「狩猟採集時代」に適応してデザイニングされています。1万5千年前の農業革命以降に端を発して急速に発展した現代文明生活には適応しきれていないんですね。これを「遺伝子-環境不一致(gene-environment mismatch)」といいます。
人類の進化は遺伝的変異、自然選択、遺伝的浮動、突然変異などのプロセスによって徐々に行われます。その速度はアリが地球を1周する時間(1日100メートルで1000年余りで到着)や、人間が太陽まで歩いて到着する時間(1日マラソン区間を歩いて1万年あまり)よりも、ずっと遅い速度で進行していると言われています。
つまり、文明の発展速度に比べ、「生物としての人間の進化」はあまりにもゆったりとしている。このことが現代社会で様々な問題を引き起こしています。モテや口説きにおいても例外ではありません。現代の「良い男像」はこの好例。「誠実で優しい男性」という標語は典型的で、これは明らかに商業的意図や社会文化的な因習によって作り出された幻想です。現実にモテている男の内実とは一致していないわけですからね。この「ねじれ」の原因は、上記の通り「遺伝子に組み込まれた恋愛感情のプログラム」と「社会文化的な趨勢」のミスマッチによるものです。
古代に生きた男たちが無駄のないノンバーバルコミュニケーションで仲間と協力して獲物を得たように、現代に生きるモテる細マッチョな男たちもまた、自身の外見から放たれるサインによって女と非言語的にコミュニケーションをとっています。筋肉質ながらも過剰すぎない肉体は、自らが恋愛シーンのあらゆる場面でリードをする意思があり、状況に応じて的確に行動できることを無意識のうちに示している。これは、直接言葉にしなくても、女に男の「ハンターとしての資質」を感じさせ、引き寄せる力となっているわけです。
この細マッチョという体型が発するシグナルは、自身が生物学的にも社会的にも優秀な遺伝子の持ち主であることを匂わせており、女はこれを直感で察知し、惹かれます。
一方で、肥満や極端なやせ型、ボディビルダーのように過度に筋肥大した体型は、モテの文脈において魅力的に映りづらい理由があります。例えば肥満は重大な健康リスクと関連しており、極端なやせ型は栄養不足や筋力低下のサインと受け取られる。当然ながらパートナーとしての魅力は低いです。
また、過度に筋肥大した体型を指す「ゴリマッチョ」なるものは、一般の女には難解で、過剰な筋肉量は無駄に感じてしまいます。健康的どころか、むしろ運動や食事に対する「過度な執着」を表しているからですね。実際、トレーニーの中には肉体美への追求から「醜形恐怖症」に陥っているケースも少なくありません。
過剰な食事制限や過度な運動。また身体に直接的負担のかかる薬剤の投与も問題です。近年、日本でもステロイド投与を原因としたトレーニーの死亡がプロ・アマ問わず聞かれるようになりました。本来目指していたはずの「自然体の健康美」からかけ離れた「ファンタジー」がもてはやされるようになってきているわけですね。これはモテの観点からすると理解不能な事態です。
つまり、モテる男の秘訣は、適切な筋肉量によって、外見から「優秀なハンター」であることを示すことにあります。それは単なる見た目の良さではなく、その背後にある生存と繁栄への能力を女に感じさせられるからこそ、強力なモテ要素となる。
具体的な数値としては、
①BMI→19~22
②FFMI→19~22
③体脂肪率→10~15%
④筋肉量率→40~50%
上記のプロポーションを目指すことが好ましいです。
みなさんも是非、モテるために「細マッチョ」を目指してくだされ!しくよろ~
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