ゲスい発言を、スマートに言おう!

ムードに浸りたい

こんにちは!

スパルタ部代表の零時です。

もう12月に突入ですね。

じわじわ街がクリスマスムードとなってきますと、
道行く女子たちから
「焦り」
「通りすがりのカップルへの苛立ち」
「王子待ち感」
などなどが生霊のごとく発生し、空中に漂うのが
冬の風物詩のごとく感じられますね。

妖怪アンテナがぴこんぴこん立ち、
隙あり女子を多数、捕獲することができます!

ナンパするにはとってもいい季節ですね!

しかし同時に、女子たちはクリスマスムードに
押されて普段よりも重くなり、
「チャラいの無理!」
「下ネタ禁止!」
ってなっている場合もあります。

普段は下ネタ全然おっけーな子でも、
「この季節に安っぽいアプローチは嫌だ!」
「ムードぶち壊しや!」
となるわけです。

そんな女子たちの心情を敏感に読みとって、
下ネタやチャラいニュアンスのギラを徹底封印し、
「王子感を出したまま、自然にラブホ誘導できる」ようなアプローチができる人は、
クリスマスムードを利用して、即をむしろびしばし量産できることでしょう!

ただ、普段「チャラい感じで、エロいトークを仕掛けて崩す」アプローチしかできない人は、
この季節は「やり辛いぜ~」ってなることでしょう。

街の雰囲気だの女子の王子待ち状態など
まったくおかまいなしに、
「てめー、普段、ゲスい発言、ゲラゲラ笑ってよろこぶやんけ!」って
果敢にいつもより多いくらいの下ネタをぶち込んで、敢えてムードをぶち壊していく
ってのも一つかもしれません。

でも、せっかく女子が「ムードに浸りたい」ってなってるのであれば、
それを利用するにこしたことはありません!

「相手の状態を利用しつつ、誘導する」
ってのが、NLPでも基本中の基本ですし!

 

ゲスさを封印するのは無難か?

でもそれってツマんないですよね!

皆さんの中にも、常に「下品で、ゲスい発言がしたい!」という熱い想いを持った人が多いかと思います。
少なくともオレはそうです!
「クリスマスムードなんてものをゲスさでぶち壊してやりてえ!」ってのがある。
だからやっぱり、果敢にゲスい発言ぶちこんでいきたい!

でも女子がドン引いて、アプローチ失敗ばかりするのは本末転倒だし、淋しい。
ちゃんと決めはしたい!

さあ、このジレンマにどう対処する?

これを解決するために、
「ゲスさ」と「スマートな王子感」を両立させる【同時性ギャップ】
という技を使うといいです!

軽くご紹介しときましょう!

 

同時ギャップとは?

われわれは馬鹿正直に、ゲスいこという時には、ゲスい顔で下品な空気をだしてやってしまいがち。
つまり
「バーバル(言語)とノンバーバル(非言語)をいちいち一致させてしまいがち」
です。

でも、ゲスいこという時に、わざわざ「雰囲気や話し方までゲスくする」必要は、実はないのですよね。

むしろゲスい発言が逆に引き立つように、すげー真面目なトーンで話したり、落ち着き払い、大人っぽい低い声で話したりすると、普通にゲスく話すよりもずっとおもろく、影響力が上がるってことになります。

NLPでいうところの、「バーバルとノンバーバルのギャップにカタレプシーが起こる」ってことになるわけです。

なので、ゲスい発言はがんがんするとして、ノンバーバルだけ「がっつりクリスマスムードに合わせて、女子が望むようなシュッとスマートな感じや、王子キャラをだせばいい」わけなのです。話し方や立居振舞はさわやかで甘い「王子感」で固定したまま、話す内容だけゲスくする。これはキャラに縛られず、会話の内容の幅を広げるいい練習にもなります。

ちょっと例を見せておきましょう!

映画『ブライズメイズ』

はい。
(セクシーに見えなくもない?)デブのおばはんが、めちゃくちゃなこと言ってます。
しかしノンバーバルは「全然下品ではない」「大人っぽく、落ち着いている」ことで、
うまくギャップ生成を行い、セリフのゲスさをさらに引き立てています。

あと、
・声が低い
・表情がシリアス
・ウケを狙ってる感がない
・ドヤらず、淡々と話している
など、ノンバーバルにきゅっと締りをもたせ、会話の内容にぐっと緩急をつけているのです。

途中、40秒~55秒まではかなりドヤって話しており、「ネタで話してる感」が出ている個所があります。ノリはでますが、ギャップがなくなり、「カタレプシーにかかる度合い」「注意を引かれる感」が下がりますね。

その後、また素で淡々とつぶやくトーンに戻って、めちゃくちゃなこと連呼していきます。態度で「人の注意を引こう」「おもろいこと言ってますよ」っていう前のめりな感じがない分、むしろぐっと人の注意を引くことができ、さっきより断然強いインパクトを与えることができるわけです。

この技は非常に強力で、スパルタ部ではノンバーバルとバーバルを一致させないトレーニングをひたすらやったりします。

 

クリスマスムードをギャップ生成に使え!

はい。
というわけで、街のクリスマスムードにバッティングしないように、むしろうまくギャップ生成が生じるようにすれば、下ネタやゲスさを封印しなくていいし、むしろ武器に使えるわけです。
ノンバーバルではがっつりムードに乗っかった王子感を出していく。その上でめちゃくちゃなこと言ったったらいい。

これができると、
「王子キャラに縛られた会話内容から自由になれる。トークスキルを伸ばせる」
「王子キャラを演じるのが苦手、恥ずかしいって人は、ゲスな発言をしまくりながらやることで、恥ずかしさをかなり軽減できる」
ってのがあります。

つまり、王子キャラが得意な人は、厚みをつけれますし、苦手な人はノンバーバルだけで王子キャラを練習し、話す内容はいつもの通りか、いつもよりゲスくしてしまっていい、ってことができます。

ゲスいキャラで言うと引かれるレベルのゲスいことも、王子キャラで言うことで、なんとなく中和されて、形になる。クリスマスムードに溶けこんで、とんでもなくゲスいことを、これでもかということができますw

女子に合わせてつまんない会話をする必要なんてないのですね!

スパルタ部代表
零時